フライパン美容師誕生秘話

一言で言えば、「デザイナーであり商人でもある」もし、そんな美容師が本気で飲食店をはじめたらどうなるか？私たちの挑戦は、そこから全ては始まりました。

15年前、私たちブランシェグループは１店舗目の飲食店を出しました。ジャンルは高級焼肉店です。
飲食業界の右も左も分からない中、飲食店にて勤務経験のあるベテラン料理人を採用したり、ホール経験の豊富なホールリーダーもオープニングメンバーとして揃えました。更には、飲食業界の方々から経営ノウハウを教えていただきながら何とかスタートを切りましたが、結果は、飲食業界から手荒い歓迎を受ける形となり、悔しくも3年で閉店。その当時入社した輝かしい飲食経験を持つオープニングメンバー達はこぞって私たちの元を去って行きました。

この悔しい経験を生かし、僕たちはもう一度飲食店の本質を見つめ直しました。
飲食店とはどういう場所か？そこで働くスタッフ達はどうあるべきなのか？このビジネスのゴールは何なのか？

するとどうでしょう？
僕たちが30年近くやってきた「美容室」と根っこが同じことに気がつきました。

効率や回転率で考えるのではなく、一度お越しいただいたお客様をファンにすることが一番大切なのではないかと。ファンになってくださるお客様をどんどん増やして、飽きさせないサービスを徹底し、もちろんお店はいつも綺麗で、そして雰囲気は明るく感じよく。お客様から選ばれる飲食店の経営も僕たち美容室の経営と同じだと気が付いてから、僕らの巻き返しが始まりました。

30年間続く美容室のお客様へのおもてなしのマインド。
美容師に脈々と流れるこだわりの職人魂の血。

料理は妥協せず、出来合いのものは一切使わず、全て仕込みから行います。美容の技術トレーニング同様にお客様に喜んでいただくためには、妥協は一切排除。徹底的にお客様に喜んでいただける味とサービスを学び、再現しております。美容師の本気、ぜひ体験してみてください。

美容師がハサミをフライパンに持ち替え、カットだけではなくもっともっと違うスタイルでお客様に喜んでいただきたいという強い思いからトンガリアーノに、「フライパン美容師」が誕生したのです。